BIツールは「こころのお守り」なのではと思いました。

 お部屋を整理していたら、中学、高校の卒業の時にもらったテレフォンカードが出てきました!

 特に高校卒業時のテレカは、「まず持ておげ、なにがあたら電話よごせ(標準語訳:とりあえず持っていなさい、何かあったら電話をかけてきなさい)」と言われて渡された記憶があります。
 慣れない場所で生活することも大変、さらに、大学になって学習や生活のスタイルが一変することがまた大変なので、「困ったら遠慮なく連絡してね」というお親心。ただ、実際は電話をした人はいないような気がしていて、どちらかというと「お守り」として、安心感を与えてくれたものだったと思っています。

 IRにおけるBIツールは、データに不慣れな人でも使えて、甘え上手な上司の急なお願いにもさっと対応できて、とってもお手軽、簡単なツールであります。この「簡単にできる」という感覚は、こころに余裕を持たせてくれるのではと思います。
 また、いろいろな集計が簡単にできるので、どんな集計を作るのか「むーっと考える」のではなく、「とりあえず集計してみる」ができることで、失敗を恐れず集計にチャレンジできることも魅力と思っています。
 これらは、もちろん日々の業務の効率化につながりますが、それよりも、「簡単にできる」、「チャレンジできる」ことが、こころに安心感をもたらしてくれる、と感じています。
 そういった意味では、BIツールを使えることは、IRにおける「こころのお守り」と言えるのかな、と思いました。

 習得が比較的簡単なのもBIツールの良いところですし、テレフォンカードのように、「まずは持っておけ」的な感じで、お守りとしてBIツールを習得しておくのもよいかもしれません。

 そして、いつかテレフォンカードのように、BIツールも使わなくなるかも。そんな未来を想像しながらIRするものおもしろいなぁ、と思ったりします。未来のIR、皆さんはどう予想しますか?