外が気になる時が来る:IRQuA「学校基本調査ダッシュボード」
IRQuAに新機能が搭載されました!https://irqua.jp/launch_opendata_dashboard/
大学IRでデータを報告すると、「他の大学はどうなんだ?」とか「社会の状況を踏まえての解釈だとどうなるの?」という質問が返ってくるご経験をお持ちの方も多いはずです。しかしながら、学内データの処理で手一杯な大学さんも多く、学外のデータを収集する体制まで揃えることが出来ているところは少ないのでは、と思います。IRI Lab.でも「内のデータは、外のデータと比較すると楽しいよね」と話は出るものの「その解決策はあるかなぁ」と、うなっておりました。
IRQuAでは、「内のデータ」は簡単にみられるようになりますが、「外のデータ」はどうするか問題がありました。そこで、「IRQuAで表現される学内データと完全に対応はできないけども、参考値として何かあれば良いんじゃない?」という開き直りで、「じゃあ、IRQuAに学校基本調査を乗っけますか」ということになりました。そして、あれよあれよという間に実装完了(IRI Lab.の司令塔 津久井さん、エースストライカー 山本さん、凄いっす)。
和嶋のオススメは、IRQuAニュースでも取り上げられていますが、「大学入学者数の地域間流量」のサンキーダイアグラムです。「どの地域の高校」から「どの地域の大学」に進学したのかが分かるグラフです。これに合わせて、「内のデータ」の新しいグラフ、「出身高校所在地」と「志願者数」、「出身高校所在地」と「入学者入試区分」が分かるものが追加されています。
この2つを見比べると、例えば「我々の大学の地区は、〇〇からの流入が多いですな。しかし、我々の大学からは意外に〇〇からの志願者が少ないですな。我々の大学で〇〇地区から来ている学生は▲▲の入試で受験しているようですな。ということは、〇〇の地区に対しては▲▲の入試があることを広報すればよいということですかな。」的な、よりIRっぽい分析ができると思います。
「内と外のデータ」でより楽しくIRができるIRQuA新機能、ぜひご確認を!
5月にIRQuAセミナーを開催予定です。ご興味のある方は、ぜひこちらにもご参加を!情報は、IRI Lab.ブログ、IRQuAニュースより発信します。IRI Lab.Twitterでつぶやきますので、ぜひフォローを!
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