Tableauのブレンドを使うとデータが異なっても計算できる:大学別のST比を計算してみよう!

 前回、Tableau でデータブレンド(鎖マーク)を使うと、異なるデータを使用したグラフ間でも、同じフィルターを適用することができることをご紹介しました。実はブレンドはもっとステキな機能なのです。

 前回のデータでは、学生数のデータと教員数のデータが別々のものをブレンドして使いました。
学生数と教員数があると、教員1人当たりの学生数(ST比:学生数÷教員数)を計算したくなるのがIRの人ですよね。今回の場合は、学生数と教員数が別々のデータになっていますが、ブレンドすれば、そのまま計算フィールドで計算できます。

作ったVizはこちらから:Tableau Public ST比

 ブレンドは、どのようにデータが結合されているのかが、パッと分からないこともあるので、検算をするなど注意が必要ですが、とりあえずそれぞれのデータでグラフ化しておけば、連携がとても簡単なので、すごくおもしろい機能だな、と思います。
ぜひ皆さんも、作ったグラフをブレンドして、”楽”にIRしましょう!

 お役に立てれば幸いです。