IR構築の実践系の話、データが誰でも操れる日が来た話:Tableau大学ユーザー会が12/1に開催されます

 12月1日(木)13:30より、第11回 Tableau大学ユーザー会が開催されます。

 Tableau大学ユーザー会のプログラム、参加申込はこちらから https://techplay.jp/event/877060

 今回のTableau大学ユーザー会は、第1部では、IR環境の構築に関する実践系のお話が2つ、データ教育系のお話が1つの構成になっているようです。第2部は上智大学相生さんによる、「ひとりオープンデータ祭り」、盛大な祭りになりそうです。第1部、2部ともに楽しみです。

 IR環境の構築の実践系については、まだまだ手探り感を感じている大学さんも多いようなので(和嶋もその一人)、とても楽しみです。IRのシステム的な環境の構築だけではなく、学内の”IR文化”の構築をどんな風に行っているのか、そして、どこが上手くいって、どこが上手くいっていないのか、ざっくばらんに聞けそうです。

 また、データ教育系については、「全学共通」という言葉にワクワク感を感じています。日本では、文系・理系(あと体育会系?)という属性を国民の一人ひとりが持っていると思います。いわば、学習者の教育への”こころの構え”が、かなり強く存在します。「自分は文系だからデータはちょっと、理系じゃないし。」みたいな発言が出てきたりします。
 ところが、最近のBIツールの発展は、”データは理系”を完全に否定してくれています。コロナ前でしたがデータサイエンスの国際セミナーに参加したときに、哲学の博士号を持っている銀行のデータサイエンティストの方がいらっしゃったことに「おぉ!」と思ったことを覚えています。他にも、芸術系や文学系を専攻された方などもいらっしゃいました。(ダッシュボード作るとき、芸術系の方が入っていると心強いですよね。和嶋はいつも「色が気持ち悪い」って言われてしまいます…。)
 誰でもがデータを操れる、そしてそれが自分の視野や可能性を広げるツールになる、ということを学生に感じてもらえるとよいなぁ、そういったプログラムに学生が触れられるとよいなぁ、と思っているところです。

 Tableau大学ユーザー会、楽しみです!