Tableau Desktopでデータをくっつける方法が2種類あるんだけど、何が違うんだべ?:リレーションと結合の違いで起ること

 大学IRでデータを処理するとき、複数のデータをくっつけて使うということが多いと思います。
(おそらく、どの大学さんもデータが統合された環境がバッチリある、という事はないような気がしています。そして、皆さんご苦労をされていると思われます。)

 Tableau Desktopでは、「リレーション」と「結合」という2つのデータをくっつける方法があります。恥ずかしながら、和嶋はその関係をよく分かっていなかったので、IRI Lab.の山本さんより説明してもらいました。そして、「リレーション」と「結合」について、注意点を動画にまとめてみました。

 結論としては、
 【結合を使う場合】:個人別データAと個人別データBをくっつける場合
 【リレーションを使う場合】:個人別データとサマリーデータ(定員など)をくっつける場合
という事だそうです。

 動画でも紹介していますが、定員表を利用して充足率などを計算する場合、リレーションにしないと計算がおかしくなってしまうので要注意であります。「結合」しか知らなかった和嶋は、これでトラブったことがあります。今では良い思い出ですが、皆さんはぜひトラブルを回避して頂ければと思います。

 実は、「ブレンド」っていう方法もありますが、その解説はまた後日取り上げたいと思います。

 お役に立てれば幸いです。