センターシンポとちょっと宣伝

 去る9/28、大阪大学SLiCSセンターキックオフシンポジウムが開催されました。たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。


 教育DX関連の話では、ラーニングアナリティクスなどの学習ログ系からいわゆるIR系まで、その守備範囲はやはり広いなと、改めて感じたところでありました。そうなると、「必要なこと」と「できること」の折り合いをどのようにつけていくかが重要なのかなと感じました。そういう意味では、100%の完璧を目指すのではなく、まずは50%ぐらいからとか、場合によっては、最初は5%の完成度でもよし、という判断も必要なのかなぁ、と感じました。
 問題は、周り、特に上の人達が5%でゆるしてくれるのか…。どのように説明・説得していくか、IRerにはその辺りの力も必要になる、ということでしょうか…。
(和嶋、心の声:なんか、IRを進める際に求められる能力が多すぎる気がする…。日本版IRerは何でもできる人にならなければならないのでしょうか…。みなさんはどうお考えでしょうか?)

 逆に考えれば、「できることからやっちゃえ!」という形でもよい、と考えることもできます。たくさんの「できることからやっちゃえ!」が相互にリンクし大きくなって、某アニメの元気玉のような必殺技になる、というのも、教育DXの形としてはおもしろいなあ、と思っています。IRI Lab.も「できることからやっちゃえ!」精神でがんばっていきたいと思います。

 最後に宣伝です。
 SLiCSセンターのセンター長でもあり、IRI Lab.メンバーの川嶋先生が、時事通信とTableau (Salesforce)が開催する、iJAMP自治体実務Webセミナー2022「DXにおける行政・教育現場のデータ活用事例~データに強い組織づくり・人材育成を考える~」に登壇します。和嶋としても、ちょっと思い入れのある内容になっています。ぜひ、ご参加下さい!
http://www.jamp.jiji.com/sympo/2022/09/