IR超入門ではIRを嫌いにならないように - おのさんから学んだこと -
和嶋 雄一郎和嶋は元サッカー少年でスポ少に入っていたのですが、その時の監督のおのさんが言っていたことが、今現在の業務などに活かされているかもと思っています。ちょっと、なつかしみながらご紹介させてください。
和嶋の過ごしたスポ少時代は、Jリーグ開幕前で、まだまだ”根性”という感じが強かったです。でも、おのさんはちょっと違う感じの監督さんでした。
基本、走り込みはさせませんでした。野球部などは走り込みをしていましたが、サッカー部はそれを横目にボールを蹴っていました。
ふと、他のスポ少のスポーツは走り込みしているのに、サッカーではやらないことが気になって、聞いてみました。山形の海側の方言、庄内弁だとこんな感じ。（訳）
和嶋：「おのさん、校内走（小学校の敷地に沿って走る）、やらねな？」
（「おのさん、校内走、やらないの？」）
おのさん：「わじ（和嶋の愛称）、サッカーしっでぐで来てんなさ、走らせらっだら、サッカーすんなやだぐならねが？」
（「わじ、サッカーをしたくて来ているのに、走らせられたら、サッカーするの嫌にならないかい？」）
和嶋：「やだぐなる。」
（「嫌になる。」）
おのさん：「小学生でサッカーやだくなたら、そのあど、サッカーやらねぐなんでろ。それが1番だいだ。」
（「小学生でサッカー嫌いになったら、その後、サッカーしなくなったちゃうでしょ。それが1番ダメなことだよ。」）
大学IRでは、データに慣れているとは言えない方が担当になる場合もあるようです。また、データ処理に詳しくはないけれど、データに興味がある、必要性を感じているという方が、結構いらっしゃるなあ、と感じています。IR超入門では、そういった方を対象にしているのので、おのさんの教えから、”大学IRを学びに来て、大学IRがやだくなる（嫌いになる）”いうことが起らないように心掛けています。
そのため、
・大学IRは楽しい（意外に手軽である）と感じてもらうこと
・専門用語はかみ砕いてイメージしやすい表現に変えること
・超入門で押えておきたい最低限の内容を厳選して、ゆっくり取り上げること
を意識しています。IR超入門を受講した後に、「大学IRやれそうだな」と思っていただけるように、内容を考えています。
今後もIR超入門セミナーを予定しておりますので、ご興味があればぜひご参加下さい。peatixより情報を発信いたします。ぜひフォローをお願いします。
まだ調整中ですが、8月3日(木)にIR超入門「アンケート処理６０分一本勝負(仮)」の開催を予定しております。アンケートの処理をデータ整形、グラフ化、レポート化、Web公開までを、60分で終わらせてしまう方法について取り上げたいと思います。正式に決定しましたら上記peatixやブログ等でお伝えしますので、ぜひご参加ください。
おのさんから学んだことはまだまだあります。またご紹介させていただければと思います。
お役に立てれば幸いです。
