IRシミュレーション:役職人数編
役職と年齢について人数の変化をシミュレーションをしてみました。
その昔(3年くらい前?)、役職と年齢の割合の経年変化のシュミレーションができないか、という話をしたことを思い出しました。その時に作ったデータやプログラム、Tableauを見つけたので、ちょっといじり直してみました。
現在の役職、年齢、人数に対して、以下のルールを適用した時に、どのように役職人数分布が変わるかをTableauでグラフ化しています。
ルールは3つです(完全年功序列制)。
ルール1.総人数は変化しない
ルール2.1人定年になったら、若手(27歳)を1番低い役職で採用する
ルール3.上位の役職の欠員が出たら、その下位の役職に所属する人の最も年齢が高い人を上位の役職に昇進させる
初期設定は某大学の公開データを参考に、役職はA~Dとし(Aの方が役職が高い)、以下の表を初期設定として乱数を使って初期値を作り、上記のルールで動かしてみました。(ダミーデータの作成はRを使いました。)
役職人数シミュレーション結果は以下から確認できます。定年が65歳の場合と70歳の場合でシミュレーションをしてみました。
(色のセンスが悪くてすみません…。)
定年65歳と定年70歳の場合では、結構違いがあって、
定年70歳パターンでは、10年後には若手が少ない状態になり、20年後は若手とベテランの2層になり、30年度には若手が多くなるという変化が見られるようです。定年65歳の場合は、その変化が緩やかに見えました。
Tableau public 定年65歳と定年70歳での比較
もし、「こんな初期分布から始めてほしい」、「こんなルールを追加してほしい」などご要望がありましたらご連絡ください。一緒にシミュレーションしてみましょう。(和嶋が忙しくなければですが…すみません。)
お役に立てれば幸いです。