「お役に立てれば幸いです。」の由来:ネタバレ注意

 あけましておめでとうございます
 お正月ということで、ちょっとサボった内容のブログです。

 これまで、ブログの最後に、
お役に立てれば幸いです。
という文言をいつも載せています。皆さん、お気付きでしょうか。

 「お役に立てれば幸いです。」という表現、こちらは、
 ”アンドリューNDR114(原題:Bicentennial Man)”
という映画から拝借しております。NDR114という量産型ロボットが、ふとしたきっかけで創造性を持つようになり、いろいろとあって、人間になっていくお話です。「お役に立てれば幸いです。」は、NDR114(アンドリュー)がお礼を言われたときなどに返答する文言です。

 実は、この文言、ストーリーの中で、少し重要な文言になっています。最初は日本語で見たので、ピンとこなかったのですが、英語で見ておもしろいなぁ、と感じ、和嶋のお気に入りの表現になりました。
 はじめは、
One is glad to be of service.」
という発言をしていたアンドリューは、あるきっかけで、
I am …」
と発言するようになります。
 One(物)→ I (私)
という変化がアンドリューの中で起ったのです。それを聞いた仲間が、「おまえ今、自分のこと”I”って言ったぞ!」とビックリするんですね。人間になることを望んでいたアンドリュー、そしてそれを叶えようとサポートしていた仲間達が、「アンドリューが人間になった!」と実感するシーンです。ちなみにこのシーン、日本語字幕や吹き替えだけだとよく分からないんですよね。

 和嶋が発信しているブログの内容は、和嶋が開発したり発見したものはなく、基本的に誰かに聞いたり調べたり(ほとんど調べてませんが…)したものです。つまり、ロボットと変わらないんですよね。なので、今の和嶋の「お役に立てれば幸いです。」は「One is glad to be of service.」なんですね。
 いつか和嶋も「I am glad to be of service.」となるように、精進して行きたいと思います。

 それでは、今年もよろしくお願いいたします。

 お役に立てれば幸いです。