3分で完成!:Tableauの縦持ちアンケートで簡単にクロス集計する魔法

 IRに関係している方たちからお話を伺うと、アンケート処理は大学IRで結構重要な(面倒な?)業務になっているような感じがしております。IRI Lab.ブログでも紹介していますが、「アンケートは縦持ち」すると縦持ちすると処理が格段に楽になります。

【過去記事】Tableauでのアンケートの処理の仕方:縦持ち(ピボッド)を使おう! 
【過去記事】縦持ちデータで平均値を計算する

 ただ、縦持ちするとアンケート項目間のクロス集計ができないのでは、と思われている方もいると思います(和嶋もその一人でした)。しかし、非常に簡単にできるんです!上智大学の相生さんに教えていただきました。いつもありがとうございます、相生さん<(_ _)>

 なんと、たったの3ステップです。
  1.質問文を入れたパラメータを用意する
  2.魔法の言葉を入れた計算フィールドを作る
   今回はこんな感じ  {FIXED [学籍番号]:MIN(IIF([クロス集計用の質問文]=[質問文],[回答],NULL))}
  3.作成した計算フィールドを行や列に入れて成形する

 作業時間を計ってみたところ、縦持ちアンケート集計にしているところからだと、なんと2分49秒でクロス集計グラフが作れました。

 魔法の言葉の意味は、Tableau社の人に任せます(ひょっとしたらIRI Lab.の誰かがブログ記事にしてくれるかも)。

 しかし、簡単だったなー。

 お役に立てれば幸いです。